梅が咲き始め、境内でも時折梅の香りを感じられます。毎年の事ですが寒い冬に耐えきれいに咲いた花を見られるこのひと時はいいものですね。
さて井伊谷宮では例年通り2月3日は節分祭を執り行います。この日は厄除大祭日ですので厄除けのご祈祷の方が多くいらっしゃいます。
午後2時から節分祭、引き続き鳴弦の儀(めいげんのぎ)、矢立て神事(やたてしんじ)を行い午後3時より撒豆式(さんとうしき※豆まき)となります。
※節分祭、撒豆式の時間はご祈祷はお待ちいただくこととなりますのでご注意下さい。
節分は文字通り季節を分ける日で、立春を迎えるにあたり悪しき事のないようお祓いをします。弓は古くから魔を破るものとして信仰されており、正月の縁起物「破魔弓(はまゆみ)」ともなっています。
弓を用いたお祓いも多様ですが、井伊谷宮では弦の音でお祓いをする鳴弦の儀、矢を射ることでお祓いをする矢立て神事を執り行います。
撒豆式では年男年女役が鬼を祓う豆やお餅その他お菓子を投げます。お餅もたくさん投げますので多くのみなさまの御参拝お待ち申し上げております。
撒豆式にご奉仕いただける方を募集しております。豆をまくことで自身をお祓いし、またお集まりの皆様をもお祓いいただく大切なお役目です。
男性は装束を神社で着付けしますが、女性はお着物でいらしてください。
※女性は着物の方が多いですが必須ではございません。
初穂料は一万円です。申込用紙が社頭にございますので、授与所もしくは社務所までお申し出ください。
» 「申込用紙」はこちら(PDF:60KB)
また厄を割り砕き転じて福となす難転厄割石もございます。うまく割れなかった場合はもう一度割っていただいても構いません。
※加えて井伊谷宮では2月の間特別御朱印をご用意致します。追儺(ついな)とは鬼や邪気をお祓いする儀式の事です。特別の紙を用いておりますので、帳面にお書きすることができず紙だけのご用意となります。無くなり次第終了となります。
通常の御朱印は帳面にお書きすることができます。
お祓いをして厄を落とし、令和二年も災い事なく気持ちよくお過ごしいただけます様に社頭よりお祈り申し上げます。