暑さ寒さも彼岸までと申しますが、すっかり涼しくなってまいりました。
朝方等は気温も下がりますし風邪をひきやすいのでお気を付けください。
さて、9月27日(日)午前9時から抜穂祭を執り行います。
抜穂祭とは収穫のお祭で、5月のお田植祭で植えた稲の収穫をします。
お米は長らく日本人の命をつないできた大切なものですので、田植えと収穫の際にはお祭が行われてきました。
例年は地元のお子さんが早乙女となりご奉仕をいただいておりますが、今年はコロナウイルス感染防止対策として早乙女の奉仕は無くなりました。
来年こそは早乙女奉仕で開催したく、5月のお田植祭から行えることを願っています。
当日は簡易なお祓いの後、はじめは装束を付けた耕作長が少し手作業を行いその後に機械を用いて行います。
収穫されたお米は11月の新嘗祭とお正月にお供えされ、先日行われた例祭にも早めに収穫したお米をお供えしました。
稲わらはお正月のしめ縄に使われます。昔の方は本当に無駄なく稲を利用していたのですね。
※写真は昨年のものです。