いよいよ12月となり、今年も残すところ一か月を切りました。
今年は全ての方にとって大変な一年となったことと思います。
神社も例にもれず苦しい状況ではございますが、当宮としてできることは信仰的な観点からみなさんと共にがんばっていくことだと思っています。
来月の特別御朱印はそんな思いから「一陽来復」(いちようらいふく)という言葉を選びました。
12月は冬至がございます。冬至とは一年で最も日が短くなる日のことです。逆に言えば、その日を境に日が長くなっていきます。
転じて悪いことが良い方へ好転していくこととなり、一陽来復はこれからどんどんよくなっていくという縁起のいい言葉です。
また当宮に多く自生する赤い実がかわいらしい南天(なんてん)が描かれています。南天は難を転じる縁起のいい植物です。紙も縁起のいい金色を用いています。
来年が良い年でありますように。そんな願いを込めてこの御朱印を考えました。
苦しい事も多い世の中ですが、みなさんでがんばっていきましょう。
また詳細は後日更新しますが、12月10日頃から随時来年の縁起物をお出ししていく予定です。初詣は一月中を目途に分散してお越しいただきたいですが、縁起物がなくなってしまうことが不安な方もおられると思います。そんな方のために12月からお出しすることで、1月は落ち着いてお参りができるのではないかと思います。お出しする縁起物も近々お知らせします。
郵送でご祈祷したお札をお送りする郵送祈祷も行っていますので、「ご祈祷は郵送で、お参りはゆっくりと」等各御家庭にあった初詣のスタイルをご検討いただければと思います。年内にお申込みいただくと正月の特別祈祷札を用いて、新春の一番祈祷にてご祈願致します。(年が変わって初めに行う祈祷)
なお郵送料はご祈祷につける御神酒・絵馬に替えさせていただきますので、別途いただきません。正月祈祷の事前申し込みの紙も12月から境内に出しておきますので、ご希望の方はご利用ください。
12月15日は地の神様のお祭日です。地の神様はその土地・家をお守りくださる神様です。家の敷地の北西の方角にお祀りするのが基本となります。
お祭日に合わせてお札・お社を新しくされる方が多いですが、地の神様のご祈祷は毎日行っております。(午前9時~午後4時半受付)
予約は承っておりませんので、当日お越しになりお申込みください。
ご祈祷料(地の神の御札)は3,000円でお社も必要な方は別途5,000円となります。なので両方必要な方は8,000円のお納め料です。
ご祈祷の方は古いお社もお持ちいただいて構いません。本殿向かって右側の黄色い箱にお返し下さい。
正月期間の混雑緩和の為、来年の干支「丑」の縁起物を例年より早めて12月10日よりお出ししています。丑は歩みは遅いかもしれませんが、一歩一歩着実に前進します。来年は少しずつでもコロナから立ち直っていく年となるといいですね。
社頭に出していないものも可能な限りお出ししますので、お申し出ください。
お写真で一部ご紹介します。