令和3年も折り返しを迎え、残り半年となりました。
茅の輪で疫病除け・無病息災を祈願し、今年の後半も恙なくお過ごしいただければと思います。
茅の輪の片づけは分散参拝いただける様に期間を延ばして7月11日を予定していますので、10日まででしたらお時間を気にせずお参りいただけるかと思います。
さて七月の特別御朱印は「七夕まつり」と「文月」です。
節句の御朱印は昨年コロナウイルスの関係でお参りできなかった方のために昨年のものを少し修正する形でお出し致します。
七夕まつりは牽牛と織女が天の川にて出会えた様子が描かれています。牽牛は牛飼いでありましたので牛も愛らしい姿で描かれています。今年は奇しくも丑年ですので、牛歩のようにゆっくりでも世の中がよくなっていけばいいなと思います。
今年は小さなてるてるボウズも加わり、より可愛らしい御朱印となりました。
文月の御朱印は風も涼し気な風鈴が描かれています。梅雨も明けるといよいよ夏本番ですね。
七夕は牽牛と織女(彦星と織姫)のお話が有名ですが、書道や織物・繊維業の上達を願う信仰でもあります。
井伊谷宮では浜松書楽会、金谷美雲書道教室、金子静風書道教室、大谷青嵐会の皆様に書を展示いただき、書道の上達を祈願しています。
7月一杯祈祷控殿にて展示しており、無料でご覧いただけます。
また同じく祈祷控殿にて、二橋染工場様のご協力により注染染めの手ぬぐいを展示しています。
注染は浜松で盛んに行われていた伝統産業で、浴衣や手ぬぐいが有名です。染料を注いで染めることからこの名で呼ばれます。
浴衣は昔に比べ需要が落ち込んでしまっているようですが、手ぬぐいは昨今額にいれて飾られたりと実用性以外にもその淡い色合いなどの美しさも評価されているようです。
こちらも7月一杯展示しており、無料でご覧いただけます。
また梅雨の飾りとして手作りの傘飾り、てるてるボウズも境内に飾っています。
とてもかわいらしい飾りで、梅雨のジメジメも吹き飛んでしまいそうです。てるてるボウズは社頭にてお出ししているので、願い事を書いてつるすこともできます。
傘飾り、てるてるボウズは7月一杯飾ります。
7月上旬は簡単にですが七夕飾りも行います。
本殿賽銭箱前の竹には短冊もつるすことができます。
竹の撤収は7月11日頃を予定しています。