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令和4年も早4月となり、新入生、新学期、入退職などみなさんそれぞれの新生活でお忙しい方も多いことと思います。
よいスタートが切れますように、お祈り申し上げております。

さて、4月の特別御朱印は「鎮花祭(ちんかさい)」と「得鳥羽月(えとりはのつき、とことばのつき)」です。

昔は4月頃春の花が散るたびに疫病が分散して流行病を引き起こすと考えられており、それを鎮めるために行われる伝統祭祀が「鎮花祭」です。
舞い散る桜の花びらが可憐で、しめ縄も描かれています。春にふさわしい御朱印ですね。

「得鳥羽月」とは四月の異名の一種です。
小鳥の羽が生え変わる季節という意味があります。
和の雰囲気で雲と共に描かれてる鳥は「ひばり」で、万葉集や俳句にも春の風物詩として数多く詠われている象徴的な鳥です。

ひばりは春を告げる鳥としても知られます。
昨年とは色が変わり、雰囲気もまたがらっと変わりましたね。

この他に、150年奉祝の井伊谷宮の御朱印も色が変わります。
金地の紙は変わりませんがデザインの色が3か月ごとに変わることとなっており、4月~6月は緑色となります。
検討の段階で様々色を出したのですが、どれも良くて選べなかったためこのような形となりました。

150年奉祝の刀剣御朱印は6月から紙の色が変わります。
こちらは現在は紅色、後半は紺色の組み合わせとなっています。

御鎮座150年奉祝の硯展・拓本展を大谷青嵐先生・書楽会の協力の下、祈祷控殿にて行っています。
150年にちなみ150面の様々な硯を無料でご覧いただけます。また展示していない硯も拓本をとって、その柄が楽しめるようになっております。

拓本には様々な字も書かれていますが、こちらは書き手が自由に言葉を選んでいます。
どうぞ書かれているも言葉にも注目してご覧いただければと思います。

また鳴らすと幸福を呼ぶという金鳴石(きんめいせき)でできた硯もございます。
こちらは実際に鳴らしていただけますので、どうぞご鑑賞の折には甲高い良い音を鳴らしてみてください。

4月より順次境内にこいのぼりや牛乳パック製の手作り甲冑(今年は休憩所2階)を飾ります。
史料館の壁沿い飾りは少し完成までお時間がかかりそうですが、その他の飾りは既におおよそ飾り付けています。
5月3日~5日には甲冑を着ることが出来る甲冑体験も予定していますので、詳しくは近づきましたらブログやSNSなどでお知らせ致します。
(状況により中止・縮小の可能性有)

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