月替わり2種類

<月替わり2種類>
・一陽来復(いちようらいふく)
冬に赤い実をつける南天は、「なんてん」を「難転」にかけて、災いを転じる縁起の良い木とされています。「一陽来復」とは、よくない事が続いた後には良いことがめぐってくるという意味で、易経に記された言葉です。

・冬まいり/山眠る
「山眠る」は、冬の山の静まり返った様子を表す冬の季語です。
冬の象徴である雪の結晶の紋「初雪(はつゆき)」と「矢雪(やゆき)」をあしらい、季節の訪れを表現しています。

御朱印

月替わり12月御歌

短歌を記した両面見開きで貼る御歌御朱印は3か月ごとに変わります。

御朱印


頒布期間R6.12~R7.2月
『越中国にて百首詠み侍りしに戀を』
「今そうきおなし都のうちにては 心はかりのへたてなりしを」
(今ぞ憂き同じ都の内にては 心ばかりの隔てなりしを)
前文で敢えて「越中国にて」と強調していることから次のような解釈ができると思われます。

“かつてのように同じ都にあなたがおられたならばほんの少しの隔たりであったのに このような所(越中国)に居る今ではなお一層心憂うるものであるよ“

恋の歌でありながら、かつて慣れ親しんだ都での暮らしに遠く離れた地から思いはせる切なさを重ねているように感じられます。

今月より第三回目となる浜松の三社詣で御朱印を行います。
前回、前々回と徳川ゆかりの神社として御朱印を奉製しておりましたが、今回は三社でクリア御朱印を奉製いたしました。

御朱印
御朱印

浜松の空の下に鎮座する三社ということで、空が共通のデザインとなっております。
各社描かれるモチーフは違いますが、当宮は日烏(ひがらす)が描かれています。