今月の御朱印のご紹介

新嘗祭とは、皇室の弥栄と国家・国民の安泰を祈るお祭りです。宮中では天皇陛下が天照大御神をはじめ神々に新穀をお供えし、御自身もお召し上がりになります。これにあわせて全国の神社で新穀の収穫を感謝するお祭りが行われます。
お米言えば昔からそれを狙うのはすずめ。農家さんとしては困ってしまう面もありますが、実は春先には害虫を駆除してくれたりもします。「雀の涙」という言葉や「舌切り雀」などのお話があったり、日本人にはなじみが深くどこか愛されている鳥のように思います。
御朱印下部にはそんな雀が描かれています。
秋まいり〈紅葉狩り〉
北から南へ、山から里へ、紅葉前線が日本列島を美しく染めていく季節となりました。「紅葉狩(もみじがり)」とは紅葉を鑑賞することです。平安時代には、紅葉した木の枝を手折り、色づいた葉をてのひらにのせて鑑賞したそうです。
様々な木が葉の色を変える「紅葉」は中でもモミジとイチョウが有名ですね。
最近は隔年で特別御朱印の題材として用いています。