3月5日(日)に第五回井伊谷宮おひなまつりを開催致します。
午前10時半~おひなさまの装束「十二単」拝観
午前11時半~流しひな神事 ※10分前に賽銭箱付近集合
午前10時~午後3時までひなマルシェ
例年地元の成人を迎える女性がお姫様役を務め、十二単を着つけます。
無料でご覧いただけますので、平安時代の衣装がどんなものかぜひお楽しみください。
流しひなではご自身の悪いものを流しひな絵馬に移し、川に流すことでお祓いと願掛けをします。
ご参加される方は流しひな絵馬(500円)をお受けいただき、裏に願い事を記入の上11時20分に賽銭箱付近にお集まりください。
全員で歩いて5分ほどの神宮寺川に移動の上、神事を行います。
また今年からひなマルシェも行います。
キッチンカーや手作りの品がそろう手作り市などが20店程集まります。花手水も行いますし、当日高校生までの方には少しいいこともあるようです。(人数限定とのことです)
祈祷控殿にはひな人形、つるし雛、簡易な衣装もご用意してございますので、お写真を撮ったり参拝の記念にしてください。
その他まゆ玉もひな祭用にかわいいものが増えました。
境内にはしだれ梅、梅、河津桜が大変きれいです。(3月1日時点)この後は井伊社横の寒緋桜(三月上旬から中旬)、境内に点在する桜や、池のしだれ桜(3月下旬から4月)が見ごろを迎えます。
3月の御朱印は「ひなまつり」と「春まいり」です。
一枚目は女の子の健やかな成長と健康を願う、「ひなまつり」にちなんだ御朱印です。
子どもに災いが降りかからないようにという家族の願いや、人生の幸福が得られるようにという気持ちを込めて、雛人形を飾るようになりました。こうした風習が全国に広まり「桃の節句」「ひな祭」と呼ばれて定着したそうです。
もう一枚は「春まいり」です。
春の訪れに舞う蝶々をあしらった御朱印です。
春になって初めて目にする蝶を「初蝶」といいます。
蝶の文様は、平安時代には高貴な文様として貴族の衣装に、戦国時代には不死不滅のシンボルとして武士に、江戸時代にはかわいらしい文様として一般の人たちに使われ古くから親しまれてきました。
三月からは見開きの御歌御朱印も変わります。
御祭神宗良親王様の詠まれた和歌をご紹介する御歌御朱印。
今回は大河ドラマ「どうする家康」に因み、井伊谷宮摂社「井伊社」とも所縁ある徳川四天王の家紋を取り入れたデザインとなっています。
御祭神の短歌集「李花集」より春の歌を抜粋しました。
親王様が北畠親房公の和歌をご覧になっていた際、父帝後醍醐天皇の御製を思い出させる「雲居の櫻(さくら)」の歌をお見かけになり、こう詠まれました。
「うつろはぬ君か心にならひなは 花もときはの色をみてまし」
(移ろはぬ君が心に倣いなば 花も常磐の色を見てまし)
”どのように世が移り変わろうと揺らぐことのない父帝の御心に倣うならば時を待たず散ってしまう(桜の)花すらも永遠に変わらない様を見せることだろう”
今回は「おもと」と呼ばれる植物が、御朱印の四隅に描かれています。
おもとは徳川家康公が江戸城に入城する際に家臣から送られたもので、その後300年徳川家が栄えたことから大変縁起のいい植物とされます。
また3月から新しく御朱印を始められる方に向け、一番基本的な御朱印帳(御朱印書き入れ済み)を初穂料1000円でお出し致します。100冊限りで無くなり次第終了となります。
もちろん既に御朱印を集めていらっしゃる方もお受けいただけます。
記載するスペースに限りがありますので、詳細はInstagram等をご覧ください。