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5月の特別御朱印・お田植祭

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いよいよ新緑の季節になりました。例年は5月というと暑い印象がありますが、今年はまだ少し肌寒い日もありますね。

さて、5月の御朱印は「端午の節句」と「皐月(さつき)」です。
端午の節句は境内にも飾っているこいのぼりが描かれています。こいのぼりは端午の節句を象徴するものとして有名ですね。

こいは川登りをして天へ昇り竜となると考えられていました。なぜこいなのかと言うと、こいだけが急流で他の魚が登れなかった竜門(りゅうもん)という難所を超えることができたようです。

お子様が困難に負けず強く立派に育ってほしいという願いが込められているのですね。
ちなみにこれが登竜門の語源と言われています。

端午の節句は別名菖蒲の節句とも言いますが、菖蒲の香りによってお祓いをする習慣があります。菖蒲湯につかるなどとよく言いますね。

皐月の御朱印には晩春から初夏にかけて優雅に房を垂らす「藤の花」と、優美に咲き誇る大輪の花「牡丹(ぼたん)」が描かれます。非常に品のいいきれいな御朱印ですね。

藤の花は5月に京都で行われる勅祭(ちょくさい)葵祭(賀茂祭とも)の牛車にも飾られる花で例年5月頃に咲くようですが、今年は早くてもう季節が過ぎてしまった様ですね。

藤は垂れ下がって咲く様子がとても優雅な花です。
牡丹はゆっくりと散るころに春が行き、新しい季節がやってくるそうです。
牡丹の赤と藤の淡い紫のコントラストがいいですね。

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5月3日より5日までは無料甲冑体験を行います。
写真とは違い今年は縮小して兜と剣のみ着けられる形ですが、地元の方が作ってくださったもので皆様にお楽しみいただけることは大変うれしいです。
どうぞ大切にご利用いただければと思います。

GW期間中は全日ではないですが手作り市など出店してくださる方がおり、季節のお菓子「柏餅」など作ってくださるそうです。
柏は新しい芽が出るまでは古い葉が落ちず、子孫繁栄の縁起物とされます。

5月5日までとなった硯銘品展・拓本展と共にどうぞご覧になっていってください。

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また5月一杯境内にはこいのぼり・地元の長山剛士さんが作られた手作り甲冑・五月人形などを飾っています。その他史料館の壁沿いには紙製のこいのぼりも飾っています。
無料甲冑体験の甲冑も長山さんが作られたものです。

今年のお田植祭は5月29日(日)午後1時半を予定しています。
地元の小学生が早乙女となりご奉仕くださいます。強い雨によって延期となる場合は早乙女の奉仕はなくなります。

近づきましたら決行かどうかはブログやHPなどでお知らせ致します。
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抜穂祭5月29日の御田植祭は斎行いたします。
場所は地図をご参照ください。

4月の特別御朱印・150年奉祝硯展・拓本展

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令和4年も早4月となり、新入生、新学期、入退職などみなさんそれぞれの新生活でお忙しい方も多いことと思います。
よいスタートが切れますように、お祈り申し上げております。

さて、4月の特別御朱印は「鎮花祭(ちんかさい)」と「得鳥羽月(えとりはのつき、とことばのつき)」です。

昔は4月頃春の花が散るたびに疫病が分散して流行病を引き起こすと考えられており、それを鎮めるために行われる伝統祭祀が「鎮花祭」です。
舞い散る桜の花びらが可憐で、しめ縄も描かれています。春にふさわしい御朱印ですね。

「得鳥羽月」とは四月の異名の一種です。
小鳥の羽が生え変わる季節という意味があります。
和の雰囲気で雲と共に描かれてる鳥は「ひばり」で、万葉集や俳句にも春の風物詩として数多く詠われている象徴的な鳥です。

ひばりは春を告げる鳥としても知られます。
昨年とは色が変わり、雰囲気もまたがらっと変わりましたね。

この他に、150年奉祝の井伊谷宮の御朱印も色が変わります。
金地の紙は変わりませんがデザインの色が3か月ごとに変わることとなっており、4月~6月は緑色となります。
検討の段階で様々色を出したのですが、どれも良くて選べなかったためこのような形となりました。

150年奉祝の刀剣御朱印は6月から紙の色が変わります。
こちらは現在は紅色、後半は紺色の組み合わせとなっています。

御鎮座150年奉祝の硯展・拓本展を大谷青嵐先生・書楽会の協力の下、祈祷控殿にて行っています。
150年にちなみ150面の様々な硯を無料でご覧いただけます。また展示していない硯も拓本をとって、その柄が楽しめるようになっております。

拓本には様々な字も書かれていますが、こちらは書き手が自由に言葉を選んでいます。
どうぞ書かれているも言葉にも注目してご覧いただければと思います。

また鳴らすと幸福を呼ぶという金鳴石(きんめいせき)でできた硯もございます。
こちらは実際に鳴らしていただけますので、どうぞご鑑賞の折には甲高い良い音を鳴らしてみてください。

4月より順次境内にこいのぼりや牛乳パック製の手作り甲冑(今年は休憩所2階)を飾ります。
史料館の壁沿い飾りは少し完成までお時間がかかりそうですが、その他の飾りは既におおよそ飾り付けています。
5月3日~5日には甲冑を着ることが出来る甲冑体験も予定していますので、詳しくは近づきましたらブログやSNSなどでお知らせ致します。
(状況により中止・縮小の可能性有)

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おひなまつり・3月の御朱印

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いよいよ3月となり、桃の節句ひな祭の月となりました。
井伊谷宮では3月6日(日)に「おひなまつり」として、十二単の無料着付け拝観と流しひな神事を執り行います。

午前10時半から参集殿大会議室にて、ひな人形の女雛の衣装である十二単を実際に着つける様子をご覧いただきます。換気をして行う予定ですので、暖かい恰好でお出かけください。
十二単は平安時代に完成された装束ですが、現在の皇室の神事にも使われる生きた日本の伝統文化です。

多くの方に楽しんでいただければとの思いで行っておりますので、どなた様でもご自由にご覧いただけます。簡単な解説もありますので、どうぞお楽しみください。

続いて午前11時半から流しひな神事を行います。(11時20分に神社発で徒歩で川まで移動)
神社横の神宮寺川にてお祓いの後、自身の厄を移した流しひな絵馬を流すことで除災招福(じょさいしょうふく※災いを除いて福を招く)を願う神事です。

絵馬をお持ちの方はどなた様でもご参加いただけます。(初穂料500円)
また今年絵馬を受けられて流される方は、当日少しですが桃の花をお渡しする予定です。
桃はお祓いの力があるとされる植物ですので、ご自宅にどうぞお飾りください。

また境内にはひな人形、つるし雛、まゆ玉、つるしまゆ玉も飾っています。
手芸の品も飾っていますので、ひなまつりの雰囲気を楽しんでいただければと思います。

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3月の御朱印は「ひなまつり」と「やよい」です。
「ひなまつり」は貝雛を中心に男雛と女雛を結ぶ紐と、桃の花を添えています。

貝雛の土台となっているはまぐり貝は、対となる貝殻としか組み合わせることができないので、桃の節句に食べると「良縁」を招くとされます。ひな祭というとはまぐりのお吸い物が有名ですね。

「やよい」の御朱印は「春の訪れ」を告げる様々な生き物を和の雰囲気であしらった、暖かさの兆しを感じる御朱印です。

全て井伊谷宮でも見る事ができ、これらを見ると毎年「春がきたな。」と感じることができます。
3月は二十四節気(にじゅうしせっき)で啓蟄(けいちつ)と言われ、芽吹きや成長の季節です。私たちも心なしか前向きな気持ちになれる気がしますね。

また先月までで季節の御朱印は春夏秋冬終わりましたので、3月からは御歌御朱印(おうたごしゅいん)をお出し致します。

一般的に歴代天皇や今上陛下の和歌を「御製(ぎょせい)」、皇后陛下の和歌を「御歌(みうた)」、その他の皇族の場合は「御歌(おうた)」と呼び分けます。
当宮御祭神宗良親王は後醍醐天皇の皇子であられました。そのような御祭神の詠まれた和歌をモチーフにしたのが「御歌御朱印(おうたごしゅいん)」です。

本年は当宮御鎮座150年であることにちなみ、親王様の御心情が特に強くあらわされているであろう御歌を選び、御朱印を通して紹介してまいります。
「君がため世のためなにかをしからむ すてて甲斐ある命なりせば」
「主上(天皇)のため正しい世のためならば何を惜しむことがあろうか。そのためにこそ甲斐のある命なのだから。」

南北朝に分かれて争った南北朝時代。正平元年(1352)いよいよ足利尊氏の軍勢と相まみえた際に詠まれたのがこの歌で、親王様の励ましに南朝方の兵は大いに奮い立たったと伝わります。

井伊谷宮には皇室の菊紋、御祭神が愛したスモモの紋、御祭神を当地でお支えし神社の創建にも尽力した井伊家の丸橘紋と井筒紋がございます。
一年を通して4種の紋が描かれ、3か月ごとに紋と御歌が変わります。

これから河津桜や寒緋桜、馬酔木、椿、ソメイヨシノ、大島桜、スモモ、枝垂れ桜などなどたくさんの植物が花開いてまいります。
お参りの際にはそうした春の伊吹も感じていただければ幸いです。

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2月の特別御朱印・節分・3月「おひなまつり」

境内の梅も段々と花が開き始め、春の訪れを間近に感じます。
2月は境内の梅の花もかなりきれいですので、お参りの際にはどうぞご覧ください。

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2月の特別御朱印は「立春大吉※りっしゅんだいきち」と「節分追儺※せつぶんついな」です。
どちらも節分に関する言葉ですが、節分の翌日は立春で旧暦で言う正月にあたります。
そのため新年前の節分の日に鬼やらいや厄除・八方除などのお祓いをするのですね。

立春大吉は今年の干支の寅が描かれており、竹とトラというよく用いられる取り合わせとなっています。トラがなんとも可愛らしいです。

新年を寿ぐ縁起のいい言葉ですので、みなさんにとって今年がいい年となりますようにとの願いも込められております。

追儺とは鬼を追い払うことをいいます。かつて宮中で鬼祓いの儀式を行っていた方相氏を題材としています。
四ツ目の面で人の目に見えない鬼を見つけ、矛と盾で追い払います。

昨年の物を少し修正し、紙の色も変えてお出しします。個人的には寒色になったので、より力強く悪いものをお祓いできるような印象になったことと思います。

その他今年が当宮の御鎮座150年に当たりますので、記念した神社の御朱印、刀剣の御朱印、御朱印帳もお出ししています。

今年の節分はコロナウイルスの関係で皆さんが拾えるような豆まきは行いません。
神社関係者で節分祭を斎行し、弓矢を用いたお祓いや小規模の豆まきを行い皆様が恙なくお過ごしになれます様お祈りいたします。

厄除・八方除などのご祈祷は通常通り毎日行っております。1件3000円のご祈祷料です。お札を郵送することもできます。
また神社に来られない方は現金書留で受け付けることもできます。

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3月6日(日)には「おひなまつり」を斎行予定です。※コロナウイルスの関係で中止となる場合もあります。近づきましたら再度更新いたします。

おひなさまの衣装である十二単を着る様子を無料でご覧いただけたり、流しひな神事というお祓いの儀式を行います。

流しひなに使う「流しひな絵馬」は2月より社頭にお出しします。当日までご自宅に飾って厄をお移し下さい。当日に受けられてそのまま流すこともできます。
絵馬ですので裏には願い事をお書きください。

おひなさまの飾りとして、まゆ玉も2月からお出し致します。

3月6日(日)
午前10時半~ 十二単無料拝観
午前11時10分~ 記念写真 絵馬準備 休憩等
午前11時半~ 流しひな神事

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あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

令和4年は井伊谷宮にとって、御鎮座150年となる特別な年です。
明治5年にこの井伊谷の地に御鎮座してから、多くの方に支えられて守られてきたことを大変ありがたく思っております。
これからの井伊谷宮もどうぞよろしくお願い致します。

なお今年は奉祝事業として様々取り組んでいく所存ですので、その都度お知らせ致します。

さて新年一番祈祷を1日午前1時~執り行います。
新年一番祈祷では事前申し込みをされた方と直接来られた方のご祈祷を行います。その後新年祈祷を午前3時まで受付けて一旦休止し、午前7時から再度祈祷を受け付けます。

午前3時~午前7時までの間は祈祷受付を一時休止しますのでお気を付けください。
なおその間の時間も、お札の郵送でしたら受け付けることができます。

新年祈祷に来られた方も少し混んでるなと感じた場合は、お札を郵送することができますのでご検討ください。
換気などの関係で控室や祈祷をする拝殿が寒いかと思いますので、温かい恰好でお参りいただければと思います。

また昨年同様各種の対策を講じてまいりますが、みなさまにおかれましても御参拝の際にはマスクを着用していただきますようお願い申し上げます。

新年にあたり厄を割る厄割石や、昨年4月からお出ししている遠州弁で運勢が書かれたうなぎみくじなどもございます。
特にうなぎみくじは遠州弁文化が無くなってしまわないようにとの思いもあり作ったもので、遠州弁の単語などものっているのでご友人やお子様などと話題にしていただければ幸いです。

お守ではお正月期間のみお出ししている大きな福のお守もございます。
こちらはお守といえども持ち歩けないので、お札のように置いておくことになるかと思います。

朱印は1月1日~5日までの間は風涼殿(休憩所1階)にて受け付けております。
一部の時間は祈祷控殿に移ることもありますが、その際は掲示をしておきますのでご確認ください。

1月は特別御朱印が「初詣」となります。
嵯峨天皇の御代に疫病が流行った際の故事にならい、退散を願って紺紙に金字で宮司が一枚一枚書いております。

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また以前もお伝えしましたが150年記念特別仕様の井伊谷宮の御朱印、刀剣御朱印、特別御朱印帳もございます。
150年記念の井伊谷宮の御朱印は皇室所縁の神明造の御屋根に日の丸が描かれ、金の紙ともあいまって特別な御朱印となっております。

刀剣御朱印は井伊谷宮創建に尽力した井伊家が奉納した刀剣、「太刀銘国綱(重要文化財)」の御朱印です。

特別御朱印帳は大変ご好評をいただいており、追加をしておりますがもし間に合わずに無くなってしまった場合は少しの間お待ちいただければと思います。

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新年縁起物早期授与開始・地の神様・特別御朱印のお知らせ

今年も様々な形で初詣が行えるように縁起物の早期授与を12月11日(土)から開始します。また新年の郵送祈祷の受付を社頭でも受け付けます。

「縁起物のみ早期に準備し落ち着いてから初詣をする」、「ご祈祷は郵送で送ってもらい社殿(室内)には入らず初詣をする」など各御家庭に合った初詣の仕方をご検討ください。

地の神様地の神様

12月15日は地の神様のお祭日ですね。地の神様は家と土地をお守りくださる神様です。
15日までに、もしくは当日にご祈祷をされてお札を新しくされる方も多いことと思います。
ご祈祷は毎日事前予約なしで、午前9時~午後4時半まで受付で承っております。

ご祈祷料は一件3000円です。お社は木製屋根で5000円の初穂料となっています。両方ご希望の方は8000円の初穂料となります。
※当宮では昨今の環境問題等を考慮して木製屋根と致しました。
トタン屋根をご希望の方はホームセンターなどで購入の上ご持参いただければ、お札と一緒にお祓い致します。

12月特別御朱印12月特別御朱印

来月の特別御朱印は「春待月」と「一陽来復」です。
「春待月(はるまちづき)」は12月の異名です。
厳しい冬の中でも来るべき春を思う、どこか希望を感じさせる言葉ですね。まさしく今の時世を表しているようです。

雪は古くから豊作の前兆として喜ばれてきたばかりでなく、後にその結晶は純潔な美の象徴とされました。
江戸時代に顕微鏡を使って観察された雪の結晶(雪華)をまとめた本が出版されると、結晶を図案化した「雪模様」は庶民に至るまで広く親しまれるようになります。

またうさぎは月の使いともいわれ、「ツキを呼ぶ」縁起の良い動物とされたり、跳ね回るその姿から「跳躍・飛躍」を意味する縁起物と考えられています。雪原に溶け込む白うさぎには、冬らしさを感じられる方も多いことと思います。うさぎはとてもかわいらしいですね。

「春待月」は春を望む希望に加え、美とかわいさをも兼ね備えた品のある御朱印となりました。

「一陽来復」は昨年の金の御朱印からデザインを一新しました。
この言葉は冬至(一年で最も日照時間が短くなる日)を境に日が延びていくことから、段々と物事が良くなっていくことを表します。

困難な状況の中暖かな春を待つ、こちらも今のコロナの時代にふさわしい言葉ではないかと思います。
また縁には赤い実が可愛らしい南天(なんてん)が描かれています。

南天はその読みから難を転じる植物として神社にも多く自生しています。
当宮でも難転厄割石のある庭に多くの南天が実をつけかわいらしい様が伺えます。ご存知でなかった方はぜひ見てみてください。

年末を迎えるにあたり難を転じて、来年が良い年でありますようにとの願いを込めた御朱印です。

また12月から昨年10月からお出ししていた刀剣の御朱印のデザインが変わります。
元々は完全に入れ替える予定だったのですが、たまたま従来のデザインのものが近々発売のメディアでご紹介いただくこととなり、しばらくの間は新旧並行してお出ししていく予定です。

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刀剣の御朱印とは、当宮の重要文化財の「太刀銘国綱」という粟田口国綱作刀の刀剣御朱印です。
刀は古くから信仰の対象とされてきておりますので、まだまだ多くはありませんが全国には刀剣の御朱印をお出ししている神社がございます。

こちらは彦根藩の井伊家が奉納したものと記録が残っております。井伊家は井伊谷宮の創建の際に、明治天皇の命を受けて中心的な役割を果たしました。

井伊家がまだ井伊谷を拠点としていた頃当宮御祭神の宗良親王をお支えし、井伊家の姫君が宗良親王と結婚するなど深い縁を築かれました。
その御縁に感謝し刀剣の奉納がなされたようです。

来年令和4年はちょうど当宮の御鎮座150年の年となりますので、特別な仕様となっています。一年の前期と後期で色合いが変わります。前期はこちらの紅色となります。

新しい刀剣御朱印は一枚一枚手作業で刀剣の形を銀色でかたどっています。丹精込めて奉製しておりますので、印刷とは違う風合いを感じていただければ幸いです。
なおまだ準備中ですが来年の1月からは御鎮座150年の御朱印をお出ししますので、形になりましたらお知らせ致します。

さらに来月12月~2月までは季節の御朱印が冬となり、これで春夏秋冬がそろうこととなります。
歌は「冬の霜によって秋の植物が枯れてしまって辛いことだ。せめてその跡を美しい雪で覆っておくれ。」という意味です。ここでも雪が一つのテーマになっていますね。

御朱印・七五三祈祷のお知らせ

11月特別御朱印日中暖かい時もありますが、肌寒い時間帯も増えてまいりました。
いよいよ七五三の時期が来たなと感じます。

さて11月の特別御朱印は「霜月」と「新嘗祭※にいなめさい」です。
霜月は11月の旧名です。かわいらしく華やかなデザインとなっており、サザンカの花が鮮やかですね。
サザンカの花らしく花びらが散っているデザインとなっています。

サザンカとツバキはよく似ていて分かり辛いですね。違う所は色々とあるようですが、分かりやすいのは椿は花がまとまって落ちるのに対し、サザンカは花びらが一枚一枚落ちるそうです。ツバキは「落ち椿」など春の言葉として知られますね。サザンカは今の時期にきれいに咲く花です。

新嘗祭は11月23日に全国の多くの神社にて行われるお祭です。その年の新穀(お米)を神様にお供えすることで、その恵みに感謝をします。2月の祈年祭(きねんさい)という豊作を願うお祭と共に「大祭※たいさい」とされ、神社のお祭の中でも特に重要なものと考えられています。
ちなみに大祭は、各神社で祈年祭、新嘗祭、例祭(れいさい※その神社に所縁のある一年に一度の大きなお祭)と決められています。

黄色を中心にまとめられ米俵に稲穂が描かれています。日本の原風景のような懐かしさとでもいいましょうか、見ていてどこか暖かみを感じる御朱印です。スズメはお米を狙っています。農家さんにとっては昔から稲スズメと言うほど、スズメはお米を狙って大変だったようです。

以前精米所に行った際に、スズメが入ってくるので扉を閉めるようにと注意喚起の紙が貼ってありました。昔からのあるあるが今でも続いているのですね。

鋭い方はお気づきの事と思いますが、白い部分が実は精米したお米の形をしています。神道はお米に関するお祭が重儀とされていたり、お米、日本酒、御餅をお供えしたりとお米を大切に信仰しています。まさに神社らしい御朱印ではないかと思います。

また七五三の受付も致しております。
事前予約は必要なく、当日受付で午前9時~午後4時半までにお越しください。
ご祈祷料は一人3000円で、お守、紅白の千歳アメ、らくがき帳、クレヨンがつきます。
ご祈祷をせず千歳アメのみの方も、500円にてお出ししております。

七五三のお子様につきましてカメラマンの撮影料等はいただいておりませんので、他の参拝の方の邪魔にならないようにご配慮いただいて撮影下さい。

またお子さんの成長を願う碁盤の儀式も行っております。こちらは祈祷控殿に設置してございます。説明書きを近くに設置してございますので、ご祈祷をお待ちの際やご祈祷後にどうぞご自由に行ってください。写真を撮っていただいても構いません。

まゆ玉まゆ玉
10月から段々と境内にまゆ玉を飾ります。
まゆ玉は幸福を呼ぶ予祝の縁起物です。「予祝※よしゅく」とは願い事が叶う前に叶ったと先にお祝いをすることで、現実に引き寄せることをいいます。
まゆ玉はその可愛らしさからお子さんのお祝い飾りにも用いられます。

当宮では皆さんの希望や願いをまゆ玉短冊に託して境内に飾っていただくことができます。こうして飾られたまゆ玉は今の時期の七五三やお宮参りのお子さんのお祝い飾りともなります。
コロナ禍で大変な時だからこそこうした一人一人の未来を思う願いを集め、それが目に見える形でお祝いの飾りとなる様な試みができないかと今回のまゆ玉飾りを考えました。

まゆ玉まゆ玉
短冊まゆ玉は10月9日よりお出し致します。願い事を記入いただいたら願い串を置く台の上にお納めください。後ほど職員が飾り付けます。

またご自宅に飾るまゆ玉もお出ししております。こちらは水引であしらった梅もしくはシトラスリボンを用いて奉製しております。

梅は昔から松竹梅と言われ縁起のいい花です。水引がとても可愛らしいですね。
シトラスリボンはコロナ患者や医療従事者への差別防止運動のシンボルとされる結び方です。
神社ですので災いを祓う朱色のリボンを用いています。

まゆ玉まゆ玉
七五三やお宮参りなどお子様のお祝い飾りになりますので、どうぞご覧ください。
まゆ玉を飾っている青いマスには扇(おうぎ)が飾られています。扇は末広がりを表し、これからだんだんよくなっていくという縁起物です。
コロナを取り巻く状況もこれから段々とよくなっていってほしいという強い願いを込めて、扇も飾っています。

七五三祈祷受付中・10月の特別御朱印・まゆ玉飾り

10月特別御朱印10月特別御朱印10月の特別御朱印は神無月(かんなづき)と名残月(なごりのづき)です。
どちらも10月の異名ですが、神無月の御朱印は秋の情景として知られる紅葉と鹿が描かれています。

昔から百人一首にも紅葉と鹿は詠われていますし、花札でも10月は紅葉と鹿が描かれていますね。実は花札で10月に鹿がそっぽを向いていることから、「シカト」という言葉は生まれたようです。
また秋に鳴く鹿の声を鳥の声に例えて、鹿を紅葉鳥と呼ぶこともあるそうです。

神無月というのは神様がいない月ではなく、「神の月」という意味です。秋は収穫が多い時期ですから、10月は稔りへの感謝を表す秋祭が盛んに行われます。

名残の月とは茶道で用いられる月の異名です。
茶道では新茶の時期が11月なので、茶壷に残るお茶も少なくなり名残惜しく感じる気持ちと、新茶への期待が入り混じった日本人らしい情緒を持つ言葉だと思います。

茶道において10月は特別で、この月だけは「金継ぎ※きんつぎ」の茶碗を出してよいとされます。
金継ぎとは一度割れたり欠けたりした茶碗を、漆を用いて修復する日本の伝統技法です。

そのため御朱印では一枚一枚巫女さんが茶碗に金の線を引いています。細かいタッチなので一枚一枚線が違ってきて、同じものがない特別な御朱印となっております。

茶の湯の侘び寂びの雰囲気や、日本独特の美意識をイメージした御朱印です。
イチョウも描かれており、金の線と相まって趣深く感じます。

加えて昨年10月からお出ししている当宮の重要文化財の刀剣「太刀 銘 国綱」の御朱印ですが、近々新しく変わることとなりました。10月ということはないですが、おそらく年内か年明け頃になるかと思います。また来年の当宮御鎮座150年の節目の年に向け、特別の御朱印・特別の御朱印帳を計画しております。どちらももう少し話が進みましたら再度お知らせ致します。

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また七五三の受付も致しております。
事前予約は必要なく、当日受付で午前9時~午後4時半までにお越しください。
ご祈祷料は一人3000円で、お守、紅白の千歳アメ、らくがき帳、クレヨンがつきます。
ご祈祷をせず千歳アメのみの方も、500円にてお出ししております。

七五三のお子様につきましてカメラマンの撮影料等はいただいておりませんので、他の参拝の方の邪魔にならないようにご配慮いただいて撮影下さい。

またお子さんの成長を願う碁盤の儀式も行っております。こちらは祈祷控殿に設置してございます。説明書きを近くに設置してございますので、ご祈祷をお待ちの際やご祈祷後にどうぞご自由に行ってください。写真を撮っていただいても構いません。

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10月から段々と境内にまゆ玉を飾ります。
まゆ玉は幸福を呼ぶ予祝の縁起物です。「予祝※よしゅく」とは願い事が叶う前に叶ったと先にお祝いをすることで、現実に引き寄せることをいいます。
まゆ玉はその可愛らしさからお子さんのお祝い飾りにも用いられます。

当宮では皆さんの希望や願いをまゆ玉短冊に託して境内に飾っていただくことができます。こうして飾られたまゆ玉は今の時期の七五三やお宮参りのお子さんのお祝い飾りともなります。
コロナ禍で大変な時だからこそこうした一人一人の未来を思う願いを集め、それが目に見える形でお祝いの飾りとなる様な試みができないかと今回のまゆ玉飾りを考えました。

まゆ玉まゆ玉
短冊まゆ玉は10月9日よりお出し致します。願い事を記入いただいたら願い串を置く台の上にお納めください。後ほど職員が飾り付けます。

またご自宅に飾るまゆ玉もお出ししております。こちらは水引であしらった梅もしくはシトラスリボンを用いて奉製しております。

梅は昔から松竹梅と言われ縁起のいい花です。水引がとても可愛らしいですね。
シトラスリボンはコロナ患者や医療従事者への差別防止運動のシンボルとされる結び方です。
神社ですので災いを祓う朱色のリボンを用いています。

まゆ玉まゆ玉
七五三やお宮参りなどお子様のお祝い飾りになりますので、どうぞご覧ください。
まゆ玉を飾っている青いマスには扇(おうぎ)が飾られています。扇は末広がりを表し、これからだんだんよくなっていくという縁起物です。
コロナを取り巻く状況もこれから段々とよくなっていってほしいという強い願いを込めて、扇も飾っています。

9月のお知らせ・特別御朱印

例祭奉納手筒花火写真展
今年の例祭奉納手筒花火は昨年同様中止となりました。
人が密集せずとも大神様にも御参拝の皆様にも楽しんでいただき明るい気持ちになっていただけるよう、写真展・花手水・風車の展示を行います。

写真展は8月25日~9月24日まで祈祷控殿にて行い、無料でご覧いただけます。「奥浜名湖の歳時記」として、井伊谷宮を含むこの地域のお祭や自然の写真を展示しています。

花手水風車
花手水は9月の毎週金曜日に花の入れ替えをします。第一回目は9月3日の午後3時頃に作業をする予定です。(時間は変更の可能性有)
当宮では初の試みとなりますが、手水がなかなか使えない状況が続く中ですので、水と花の彩を通して心身をお清めいただければと思います。

また史料館付近には風車を展示しています。
風が吹くと回りますので、休憩所にあるうちわなど使うと風が無い日でも回る姿を楽しむことができます。
昨今あまり風車を見なくなりましたが、カラカラ回る様子から風を視覚的に感じることができてとても涼し気です。夏の暑気祓いとしていただければと思います。またみなさまお一人お一人にとって、風車のように物事がうまく回りますようにとお祈りしております。

9月特別御朱印9月特別御朱印
9月の特別御朱印は重陽の節句と例祭です。
重陽の節句(9月9日)は別名菊の節句とも言われます。菊の着綿(きせわた)といって、夜のうちに菊に綿をかぶせておいて、翌朝綿についた露で体をぬぐうと菊の効能で無病でまた若さを保てるとも言われます。

この御朱印では赤い菊に白い綿がかぶせられている様子が描かれています。加えて当宮の御祭神は皇室ですので神紋は菊紋であり、菊は当宮にとってもゆかりの深い花です。

例祭は例年奉納手筒花火を行っています。手筒花火は文字通り手で筒状の花火をもちながらあげます。豊橋が発祥の地と言われますが、遠州地方でも手筒花火は盛んです。
燃え上がる火柱が勇ましいですね。

9月から11月までは季節の御朱印が「秋」となります。
御祭神の歌「いづかたも 山のはちかき 柴の戸は 月みる空や すくなかるらむ」が記されています。

戦の中で御祭神が信濃国(長野県)の大河原に住んでいた頃に詠まれた歌です。「四方が山々に囲われたこの地では、月を見るための空もあまり見えず侘しさが募るものだ」という意味です。

当時の歌の名手と知られた御祭神が中秋の名月などに知られる「秋の月」を見られなかったというのは、戦の中で仕方なかったとはいえ寂しい思いがあったのだと思います。御朱印では山々とそれを覆う雲、また月も描かれています。

8月の特別御朱印

8月特別御朱印いよいよ夏も盛りの8月を迎えます。
今年も暑い日が続いていますので、水分補給や睡眠には十分気を付けて乗り切りたいものですね。

8月の御朱印は「夏まいり」と「雁来月(がんらいげつ、かりきづき)」です。
夏まいりは氷が描かれています。
使っている紙も少し透けていますので、夏らしい涼し気な印象です。

氷は昔は大変貴重なものでしたので、大きな神社では氷室(ひむろ)という氷を保管しておく場所を持つところもありました。みなさんにとっても酷暑を乗り切るために、かき氷を毎年食べるという方も多いのではないでしょうか。

もう一つは雁来月です。
旧暦の8月は雁が渡り鳥として日本に来ることからこの名称で呼ばれていたそうです。
雁は手紙を運ぶ鳥とも知られていて、かつて中国の偉い方が捕まった際に雁の足に手紙を括り付けて飛ばしたという故事にならってそのように考えられていたようです。
闇夜の雲の中を満月に照らされながら飛んでいる姿が描かれています。字が書かれている部分が月です。
どちらの御朱印もこの時期にあったものとなっています。

また8月は準備ができ次第、風車を境内に飾ります。風でくるくると回る姿に涼を感じていただければ幸いです。
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なおブログではお伝えしておりますが、今年の例祭奉納手筒花火はコロナウイルスの状況を鑑み中止となりました。
来年井伊谷宮は創建150年の節目となりますので、来年こそは斎行できればと願っております。
手筒花火

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