朝晩の冷え込みが激しくなり、いよいよ紅葉も赤く染まっていく季節となりますね。
紅く染まるためには必要な寒暖差も、人にとってはなかなか負担の大きいものです。たまった疲れは知らず知らず体調にあらわれてきますので、どうぞお気を付けください。

さて11月は七五三の季節。ご祈祷は毎日受け付けておりますので、午前9時~午後4時半までにお越しください。(当日受付)
ご祈祷料は1件3000円(お祝いのお子様お1人)で、ご祈祷したお守とクレヨン、らくがき帳、紅白の千歳アメ(各1本ずつ)がつきます。

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千歳アメだけでもお出ししていますので、ご祈祷されない方でご希望の方はそちらをお求めください。(紙袋入り)

祈祷控殿の中には碁盤の儀を設置しています。これは皇室の深曾木の儀(ふかそぎのぎ)を簡略化したもので、七五三のお子様が碁盤の上から正面に飛び降りることで立派な成長を願う神事です。
ご祈祷の前後都合の良いタイミングで、お子様のお祝いに行ってみてください。

七五三の撮影につきまして、境内では他の参拝の方の邪魔にならないようにご注意いただければ撮影していただけます。
ご祈祷中に関しては、祈祷のタイミングで単独で上がる場合は神前を撮らないようにしていただければ可能です。他の人とご一緒する場合はご迷惑となりますのでご遠慮ください。

撮影場所として史料前のお祝い飾り、史料館二階とガラス張りの階段、神木付近、本殿前、井伊社横の小道、井伊社の二本のヒノキの前、表参道、新設した一の鳥居付近で撮られる方が多いかと思います。
その他神社にて頒布している千歳アメやまゆ玉、風車を持たせてあげるご家族の方もいらっしゃいます。

また境内にはお祝いのまゆ玉飾りを行っています。
まゆ玉は幸福を呼ぶ縁起物でお子さんのお祝いで史料館前に飾り、お持ち帰りのまゆ玉もございます。

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まゆ玉(大)には小物がつきますが、11月は花、12月は動物を中心にお出しします。
色とりどりの中からお好きなものをお選びいただき、ご自宅にどうぞお飾り下さい。

なお毎年地域の方が飾ってくださっている菊の花ですが、今年は天候不良と虫にやられてしまった影響で飾ることができなくなってしまったそうです。代わりに準備ができ次第小さな小菊を飾ってくださるようですので、そちらを楽しみにしております。

今月の御朱印のご紹介です。

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新嘗祭とは、皇室の弥栄と国家・国民の安泰を祈るお祭りです。宮中では天皇陛下が天照大御神をはじめ神々に新穀をお供えし、御自身もお召し上がりになります。これにあわせて全国の神社で新穀の収穫を感謝するお祭りが行われます。

お米言えば昔からそれを狙うのはすずめ。農家さんとしては困ってしまう面もありますが、実は春先には害虫を駆除してくれたりもします。「雀の涙」という言葉や「舌切り雀」などのお話があったり、日本人にはなじみが深くどこか愛されている鳥のように思います。

御朱印下部にはそんな雀が描かれています。

秋まいり〈紅葉狩り〉
北から南へ、山から里へ、紅葉前線が日本列島を美しく染めていく季節となりました。「紅葉狩(もみじがり)」とは紅葉を鑑賞することです。平安時代には、紅葉した木の枝を手折り、色づいた葉をてのひらにのせて鑑賞したそうです。

様々な木が葉の色を変える「紅葉」は中でもモミジとイチョウが有名ですね。
最近は隔年で特別御朱印の題材として用いています。